ジョイマン池谷和志、母からの置き手紙で「高校中退」を知る それがなければ「芸人になってない」
お笑いコンビ・ジョイマンの池谷和志が8日、おいでやす小田のYouTubeチャンネルに出演。お笑い芸人になると決意したびっくりの高校中退劇を明かした。 池谷は、お笑い芸人としてブレイクするには「そもそも10年と決めていた。夢って30歳までかなと」と、年齢を区切って考えていたと言い、これに小田は「固い考え。両親、公務員?」などとツッコんだ。 すると池谷は「ぼくはシングルマザーなんですけど」と切り出し「高校は私立に行っていた。男子校」と説明。「ある日、テスト休みがあって。お母さんは働きに行っていて、(自分が)起きたら枕元に手紙があって。読んだら『授業料が払えなくて高校中退になりました』って。知らずに自主退学」と、今日で学校を辞めるなどと全くしらないうちに、手紙で退学したことを知ったという。 驚きはしたものの「悲しさとか怒りより、飲み込めた。そうだよな、うちは貧乏だし。あらがえない運命みたいな。こういうことなんだ、普通の人生じゃなくなるって」と、中退をすんなり受け入れることはできたという。その時の心境は「虚無」だったといい「でも親に八つ当たりもしない。ふざけんなとかいう気持ちもない。私立を選んだ自分が悪いって」と振り返った。 小田が「達観してんな」というと、池谷は「それはでかい。高校を卒業していたら、俺は絶対にお笑い芸人になってない。中退がデカい。もう普通のレールじゃない、どうせ外れたんだからと」と、自分の知らない所で決まった高校中退が人生を決めたと断言した。 親からは、中退しても高校卒業認定試験などもあると教えてもらっていたといい「それを取ろうと。取ったら20歳になる。その成人式で今の相方と会うんです。中学の同級生だから。その夜に飲み会をして、そこにミュージシャンの(同級生)秦基博もいて、お笑いの話になって『やらないか?』って」とコンビ結成に結びついたと打ち明けていた。