見上愛、映画単独初主演!『不死身ラヴァーズ』構想10年でついに実写化
Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」や大河ドラマ「光る君へ」など、話題作への出演が続いている女優の見上愛が、松居大悟監督の最新作『不死身ラヴァーズ』(5月10日公開)で映画単独初主演を務める。 【画像】「不死身ラヴァーズ」原作はこんな感じ 原作は、連載時から“今までに読んだことがないジャンル”と漫画ファンの間で話題になった高木ユーナ著の漫画「不死身ラヴァーズ」(講談社「別冊少年マガジン」所載)。ヒロイン・りのが運命の相手と信じ追いかけるじゅんは両想いになった瞬間この世から消えてしまうが、人生の中で2人は何度も出会い、その度に両想いとなる。決してあきらめない真っすぐな“好き”が起こす奇跡とは……。
構想10年、長きに渡り「諦めることができなかった」という松居監督が実写映画化を実現。ヒロインの“りの”を見上が、運命の相手・じゅんを劇団 EXILEの佐藤寛太が演じ、青木柚、前田敦子、神野三鈴らが脇を固める。脚本は『海月姫』『長いお別れ』などの大野敏哉と松居監督の共同となる。
初めて原作と出逢った時からずっと主人公の二人に強く惹かれていたという松居監督は「完成した作品を観て、あぁやっと二人に出逢えたと思いました。今回、演じてくれた見上愛さん、佐藤寛太さんとの出逢いも含めて、これまでの時間は必要だったのかもしれません」と述懐し、ようやく制作できた喜びと共に「好きは無敵。諦めることなんてできなくて、この10年で積み上げてきたものをすべて捨てて挑みました」と作品への覚悟を語った。
松居監督のファンだったという主演の見上は、「高校生時代、お休みの日は TSUTAYA で松居さんの作品を借りて1日中観ていました! 当時の私が知ったら、気が動転して家中走り回っていたと思います(笑)」と明かし、「りのの真っ直ぐで屈託のない"好き"という気持ちが、目の前のじゅんくんに、そして観てくださる方々に伝わるように、がむしゃらに生き抜いた撮影期間でした。わたし自身も、りのというキャラクターやこの作品自体に救われた部分があります」と撮影を振り返った。