忍者たちが観客の心を“ごっそりと奪う”、森山開次「新版・NINJA」再演スタート
「森山開次『新版・NINJA』」が、本日6月28日に東京・新国立劇場 中劇場で開幕した。 【舞台写真】森山開次「新版・NINJA」より。(撮影:鹿摩隆司) 「NINJA」は、森山開次による“大人も子どもも楽しめるダンス作品”の第2弾として、2019年に新国立劇場 小劇場ほかで初演された作品。同作をスケールアップし、2022年に新国立劇場 中劇場ほかで上演された「新版・NINJA」が、このたび再演される。 開幕に際し、森山は「忍者をテーマにした本作。少年時代の『忍者ごっこ』の体験から想像を膨らませて創作しました。あの頃の『忍者』への憧れ。泥だらけになりながら、森や草原、河原を駆けずり回った日々が作品の原点。少年の頃の夢が、この舞台に繋がっています」と語り、「今回は、多くの新しいメンバーも加わり、この舞台に新風を巻き起こしてくれるでしょう。皆様の心をごっそりと奪えるように、全力で舞います」と意気込んだ。 出演者には森山のほか、青木泉、浅沼圭、佐藤洋介、根岸澄宜、新国立劇場バレエ研修所の府川萌南、美木マサオ、水島晃太郎、南帆乃佳、吉崎裕哉が名を連ねている。上演時間は休憩含む約1時間50分。東京公演は6月30日まで行われ、その後、7月6日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、14日に新潟・長岡市立劇場 大ホールで上演される。 ■ 森山開次コメント 再び「新版・NINJA」を上演する機会をいただき、心から嬉しく思います。 再再演となる本作。積み上げてきた経験を礎にしながら、初心を胸に挑みたいと思います。 忍者をテーマにした本作。少年時代の「忍者ごっこ」の体験から想像を膨らませて創作しました。あの頃の「忍者」への憧れ。泥だらけになりながら、森や草原、河原を駆けずり回った日々が作品の原点。少年の頃の夢が、この舞台に繋がっています。 今回は、多くの新しいメンバーも加わり、この舞台に新風を巻き起こしてくれるでしょう。 皆様の心をごっそりと奪えるように、全力で舞います。 森山開次 ■ 森山開次「新版・NINJA」 2024年6月28日(金)~2024年6月30日(日) 東京都 新国立劇場 中劇場 2024年7月6日(土) 兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール 2024年7月14日(日) 新潟県 長岡市立劇場 大ホール □ スタッフ 演出・振付・アートディレクション:森山開次 音楽:川瀬浩介 □ 出演 森山開次 / 青木泉 / 浅沼圭 / 佐藤洋介 / 根岸澄宜 / 府川萌南 / 美木マサオ / 水島晃太郎 / 南帆乃佳 / 吉﨑裕哉 ※吉崎裕哉の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。 ※こども料金あり。