日本ハム 水野が九回1死から価値ある同点ソロ→マルティネスが劇的サヨナラ打 本拠地が大興奮
「日本ハム7-6ソフトバンク」(28日、エスコンフィールド) 日本ハムの水野が1点を追う九回に起死回生の同点7号ソロを放った。最後はマルティネスがサヨナラ打を放ち、今季10度目の劇的な幕切れとなった。 敗色濃厚となった中でも、選手はあきらめていなかった。1死無走者で打席は水野。きれいにとらえた打球は左中間スタンドの最前列に飛び込んだ。逆方向への一撃に本拠地は大興奮。土壇場で試合を振り出しに戻した。 試合は3点リードの八回に池田が悪夢の4失点で逆転を許し、重苦しいムードが漂っていた。CSファーストSの本拠地開催は決定した中、日本シリーズ出場へ最大のライバルとなる王者・ソフトバンクに意地を見せた。 なおも1死満塁と好機を広げた場面では、代打・マルティネスがしぶとく右前に落として劇的なサヨナラ勝ち。エスコンは興奮のるつぼと化していた。