【速報】「SHOGUN 将軍」作品賞受賞!第82回ゴールデン・グローブ賞4部門制覇
「SHOGUN 将軍」作品賞(ドラマシリーズ)を受賞!ゴールデングローブ賞で旋風を巻き起こす
現地時間1月5日(日)に第82回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が開催された。その年のアワードシーズンの行方を占うと言われ、アカデミー賞の前哨戦の1つとしても毎年注目を集める賞だけあって、今年も話題の作品&俳優たちがノミネーションリストを席巻。 【写真】「第82回ゴールデン・グローブ賞」豪華セレブのレッドカーペットドレスを総覧 話題作がずらりとノミネートのなか、ドラマ「SHOGUN 将軍」がテレビドラマ部門で作品賞(ドラマシリーズ)、主演男優賞(真田広之)、主演女優賞(アンナ・サワイ)、助演男優賞(浅野忠信)の4部門を受賞。 受賞スピーチで、主演男優賞を受賞した真田は関わった人たちへの感謝を伝えたうえで「世界中の若い俳優やクリエイターたちに自分自身を信じ、決して諦めないでほしいと伝えたい」と述べた。そして助演男優賞の浅野は「この賞は私にとって、とても大きな贈り物! とても幸せ」と万感のコメントしている。 主演女優賞のアンナ・サワイは、「鞠子を上手く演じられたのも、母のおかげです。この賞を、お手本としてすべての女性に捧げます」と、母親に感謝し涙を流していた。
「外国語の映画を見たい」という人が増えている
「SHOGUN 将軍」共同制作者は、この壮大な歴史劇は「翻訳についての物語」だと語っている。このドラマは、セリフの大半が日本語。 プロデューサーのひとり、宮川恵理子は『タウン&カントリー』誌に対し、「制作されたのが10~15年前だったとすれば、セリフは英語になっていたのではないか」と語っている。「現在は、より多くの視聴者が、字幕を読むことや、俳優たちが母国語で話し演じることに対してよりオープンになっていると思います。時代が、それだけの真正性を求めるようになったのです」と。宮川は、このドラマを日本語で制作するという決断が、ハリウッドにおける時代劇の「潮流を変えること、真の物語を語ること」につながっていくことを期待している。 ちなみに、昨年(2024年)9月米国テレビ界の最優秀作を決めるエミー賞では作品賞(ドラマ部門)や主演男優賞、主演女優賞など史上最多の計18部門を制している。