『院内警察』桐谷健太&瀬戸康史らが撮了「自分の人生のことをより好きになれました」【コメントあり】
俳優・桐谷健太が主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ『院内警察』(毎週金曜 後9:00)の最終話が、22日に放送される。それを前に桐谷や瀬戸康史、長濱ねる、市村正親らがクランクアップを迎え、約4ヶ月間にわたる撮影期間を振り返った。現在連載中の漫画が原作のため、ドラマ最終話は原作とは異なるオリジナル展開に。主人公・武良井が追い続ける恋人の死の真相、そしてそれぞれが背負ってきた“正義”とは。最後のシーンまで注目だ。 【別カット】花束を抱える市村正親と一緒に笑みを浮かべる桐谷健太ら 同作は2021年より青年漫画誌・ヤングチャンピオン(秋田書店)で連載中の『院内警察 アスクレピオスの蛇』を原作とした医療エンターテインメント。日本ではまだなじみの薄い“院内交番”を舞台に、元警視庁捜査一課刑事の主人公と天才外科医の“正義”がぶつかり合う“刑事モノ×医療モノ”2大王道ジャンルのハイブリッド作品だ。 桐谷が演じる武良井治は、元警視庁捜査1課のエリートだったが、上司の院内交番室長・横堀仁一(市村正親)、事務員の川本響子(長濱ねる)とともに、病院内に設置された院内交番に所属し、日々患者同士のトラブル解決や遺失物捜索に従事していた。そんな中、若き天才外科医、榊原俊介(瀬戸康史)がドイツから帰国。武良井は榊原に執拗(しつよう)に絡んでいく。警視庁捜査一課というエリートの肩書を自ら捨て、“院内警察”に来たのは、榊原との関係に理由があるのか…。敏腕院内刑事と天才医師、異なる2人の正義が交錯するドラマとなっている。 クランクインしてから約4ヶ月、一足先に撮影が終了したのは市村。市村は院内交番室長の横堀仁一役を務め、交番のオアシス的なキャラクターを演じた。そんな市村がクランクアップすると桐谷からは花束を渡され、瀬戸、長濱とは抱擁で撮影をねぎらい合うと「皆さんの笑顔に支えられて、横堀さんを一生懸命演じることができました!」と、共演者や撮影スタッフにあいさつした。 そして撮影最終日には、桐谷をはじめ瀬戸、長濱、外科医役の西村元貴、玄理ら病院関係者がそろってクランクアップとなった。スタッフから「これにて『院内警察』オールアップです!」の声とともに現場一同から拍手が起こると、出演者たちは安堵(あんど)の表情に。 今作では天才外科医役として笑顔をほぼ封印して撮影に挑んだ瀬戸は「撮影現場に来るのが毎日本当に楽しかったので…また明日も来ちゃおうかな」と笑いを誘うと、交番事務員役を演じきった長濱は「試行錯誤の中で演じた役でしたが、無事撮影を終えてホッとしています」と明かした。そして最後に座長として現場を引っ張ってきた桐谷は「皆さんの笑顔と元気良さと仕事に真摯に向かう姿に救われました。大変な時期もあったと思うのですが、楽しく笑って過ごせたなと思っています」と共演者やスタッフに感謝の言葉を述べると共に「自分の人生をより好きになれました」と、主演作の撮影を振り返った。 ■各コメント 【桐谷健太】 「この現場では感じることが本当にたくさんあって、月並みな言葉になってしまいますが、皆さんの笑顔と元気良さと仕事に真摯に向かう姿に救われました。大変な時期もあったと思うのですが、楽しく笑って過ごせたなと思っています。また皆さんと何か一緒にできたらいいなと心から願っています。そしてまた、自分の人生をより好きになれました。皆さんのおかげです。こんなたくさんの人たちに囲まれながらオールアップできることをうれしく思います。本当にありがとうございました!」 【瀬戸康史】 「榊原は8話くらいまで一人か少人数での撮影が多くてさみしかったんです。僕が現場に行くと皆さんが撮影を終えて帰って行くみたいな…(笑)。終盤は皆さんとの共演シーンも多く、これからもっと仲良くなっていくのかなという所でクランクアップとなってとても残念です。でも、現場へ来るのが本当に楽しくて。だから、明日も来たいなと思います。また皆さんとお会いできるように日々頑張りたいと思います!ありがとうございました!」 【長濱ねる】 「無事に終えられてホッとしています。川本は自分の中でも思考錯誤しながらでご心配かけることも多かったと思うのですが、皆さんのお力を借りながら無事に終えられてうれしいです。放送は最後まで見届けたいと思います。ありがとうございました!」 【市村正親】 「このツアーに参加できて本当に幸せでした。あ、ツアーとは言わないのかな(笑)。今回初めてお仕事をさせていただいた方たちにも支えられ、健太さんの心意気、長濱さんの笑顔に支えられて横堀さんを一生懸命演じることができました!本当に楽しかったです、ありがとうございました!皆さんお疲れ様でした」