「ビッチ、死ね」と言いながら女性を失神するまで暴行…警察も言葉を失った”自称・実業家”の蛮行
以下、A子さんの裁判での証言を元に羅列した主な犯行の様子である。 ・背中を蹴飛ばし、仰向けの状態になったところに馬乗りになり、手の甲で顔や体を殴りつける。腕や太もも、足などを足蹴り。 ・「今すぐ俺の目の前で目黒川に飛び込め」と指示。従おうとすると「お前、このまま警察に行くつもりだろ。やっぱりやめだ」と中断。 ・「動画を撮るからオナニーをしろ」と命令。「嫌だ」と抵抗するA子さんを「嫌だじゃねぇよ」と強引に下着まで脱がし、床に座らせて自慰行為を強要し、動画を撮影。「今後、逃げたり、警察に行ったらネットにばら撒くぞ」と脅迫。 ・性玩具を無理矢理、A子さんの性器に入れる。 ・キッチン床の大理石に10回ほど頭を打ち付ける。 ・「髪の毛を切る」「坊主になれ」とバリカン、ハサミを持って追いかける。 ・アイコスやライターを投げつける。 ・「帰りたい」とお願いするA子さんに「警察に行くからダメだ。俺も一緒に行く」と渋谷の自宅へと移動。 ・腹を蹴り飛ばされる。 ・頭を掴まれ、右目の中に指を入れて押し付ける ・馬乗りになって殴る蹴る。両手で首を絞める。意識を失うA子さんを「意識飛んでじゃねぇよ」と平手打ち。 ・「これで下半身不随になる」と頸椎を膝で何度も蹴りつける。 ・鼻や口からの出血で血だらけになったA子さんを風呂場に連れて行き、バスタブに入れ、水を浴びせた上でシャワーヘッドを投げつける。 ・全裸のA子さんの胸を触ったり、性器に指を入れる。 ・「お前みたいな人間は服を着る価値がない。服が可哀そうだ」と全裸にさせる。 ・箱根旅行に行ったB氏の名前を挙げ「Bと俺の目の前で性交したら許してやる」 ・「お前の家族を殺す」「お前の全財産をよこせ」と脅迫。 逮捕当時の本誌の取材では、10月2日にA子さんは下田被告に大量の睡眠薬を飲まされ、「死んだらベランダから突き落とす」という言葉を聞きながら意識を失っている。夕方、知人の通報を受け、令状を手に下田被告宅へ突入した警察官が保護。度重なる暴行によって気管支が損傷し、当日の事情聴取では喋ることもままならなかったという。 続く被告側の弁護人質問ではA子さんと被告が複数回、肉体関係にあったと指摘。一方で下田被告には別の交際女性がいたことも明らかになっている。B氏に電話で聞かせていた一部の性加害については「あたかも行っているかのような音を出していただけだ」と話し、両者の主張は平行線を辿ったままだ。 裁判の最後、現在の心境について問われたA子さんは「(下田被告の)仲間がいると思うと怖くて、しばらく外に出られない」と恐怖を語った。実際、下田被告のSNSには彼が逮捕された後も毎日のようにメッセージが投稿され、公判当日も「嘘つきには負けない 全ての真実を証明します」という言葉がアップされていた。 捜査当局も言葉を失うほどの鬼畜の所業――12月にはB氏らの証人尋問が予定されている。
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