なぜ張本智和は最終ゲームを落としたのか? 「左太ももの違和感」だけが原因か!? 中国メディアが独自分析!【パリ五輪】
現地時間8月7日、パリ五輪の卓球男子団体戦が行なわれ、日本代表(張本智和、戸上隼輔、篠塚大登)は準決勝でスウェーデン(トルルス・モレガルド、アントン・ケルベリ、クリスティアン・カールソン)と対戦。3時間半を超える死闘の末に2-3で敗れ、決勝進出を逃した。 【PHOTO】史上初めて競技場外で行なわれたパリ五輪開会式の名場面を厳選ショットでお届け! 2-2で迎えた最終第5ゲーム、エースの張本はケルベリと激突。序盤は2-0とリードしていたものの、相手の猛攻を止められず、9-11で落とした。試合後、張本は呆然とした表情を浮かべ、コートに崩れ落ちた。 中国メディア『網易』は「卓球男子日本代表がスウェーデンに2-3で敗れた。その結果は、誰にとっても驚きだ」と報道。「やはり日本の総合力は悪くなく、張本智和もトップ選手だ。 残念ながら準決勝では張本が逆転負けを喫し、日本は決勝進出を逃した」と伝えている。 試合中、張本は「左太ももの違和感」のため、トレーナーにケアしてもらう場面も見受けられた。同メディアは、張本の敗戦要因について「体力と精神の二重崩壊が原因」と分析。今大会でのパフォーマンスを振り返ったうえで、持論を展開した。 「張本は混合ダブルスの1回戦で北朝鮮に敗れて初戦敗退。男子シングルスでは樊振東(中国)からリードを奪っていたにもかかわらず、3-4で逆転負け。そして、今回の試合も逆転負け。張本にとってこのような心理的プレッシャーは耐え難いものだった」 同メディアによれば、張本は中国語で「結局負けた。これがオリンピックだ。大事なのは結果だ」と負けを認めたという。同メディアは「彼は一度負けたら自分を責める。この絶望感はカメラの前ではっきりと表われた」と張本が強い自責の念に駆られていたことを伝えている。 日本は、9日に行なわれる3位決定戦でフランスとの対決に臨む。チーム一丸となり、3大会連続のメダル獲得を狙う。 構成●THE DIGEST編集部
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