桂ざこばさん、生前“最後のテレビ出演”が受賞&再放送 健康長寿祈願をテーマに旅…“ほうきで飛ぶ”姿も
今年6月に死去した落語家・桂ざこばさんが昨年末に出演した、カンテレの番組『とらぶる?トラベル!2023』(2023年12月28日放送)が、このほど発表された「第12回ATP上方番組大賞」で番組部門優秀賞を受賞。12月25日の深夜(2:15~3:45 ※関西ローカル)に再放送が決まった。 【場面カット】笑顔いっぱい! ほうきで飛ぶ桂ざこば師匠、ますだおかだらとの旅の風景も ざこばさん、ますだおかだ、ナジャ・グランディーバの4人が、1年の疲れを癒やす恒例の旅番組。2014年にスタートし、記念すべき10回目となり、“ざこば師匠の健康長寿祈願”をテーマに、自由気ままに香川県・小豆島を旅した。 「ATP上方番組大賞」は、関西の制作プロダクションが制作した番組や制作者を表彰。同番組を制作した株式会社クラッチ.の仕事が評価された。授賞式は来年1月29日に行われ、グランプリ作品が発表される。 ■株式会社クラッチ. 吉部珠未チーフディレクター コメント 自由奔放なざこば師匠に振り回されつつも 遠慮なくキツイつっこみを入れるますだおかださん…。父と息子のようなやりとりに笑ったり、時には涙したり、スタッフも愛情をもって作り上げてきた大好きな番組で今回このような素晴らしい賞をいただきうれしく思います。ざこば師匠、10年間本当にありがとうございました! ■カンテレ総合編成局編成部 木村弥寿彦プロデューサー コメント ますだおかださんが師匠と仰ぐ、桂ざこばさんとの自由気まま旅。その関係は、師匠と弟子であり、親子のようでもあり、その関係性から生まれる笑いが番組の魅力でもありました。そんなざこばさんが、6月に天国へ。この番組が最後のテレビ出演でした。10年にわたり制作していただいたクラッチ.さんの受賞は大変うれしく、これからも素晴らしい番組を制作していただきたいと思います。 制作会社:株式会社クラッチ. チーフディレクター:吉部珠未 プロデューサー:木村弥寿彦、河江万浩(松竹芸能)、重信好輝(クラッチ.)