仲邑菫三段、韓国の公式タイトル戦で初の決勝…3月に移籍後は通算75勝41敗
囲碁の仲邑菫(なかむらすみれ)三段(15)が、韓国の公式タイトル戦で初の決勝進出を決めた。韓国棋院の公式戦「海成女流棋聖戦」で、決勝の三番勝負は12月3、9、10日に行われる予定。
仲邑三段は18日の準決勝で、金珉舒(キムミンソ)四段(17)に先番8目半勝ちした。2019年に国内では史上最年少の10歳でプロ入りした仲邑三段は、日本棋院に所属していたが、今年3月に韓国棋院へ移籍した。
日本では、23年に史上最年少の13歳11か月で女流タイトル「女流棋聖」を獲得した。渡韓後の今年6月には、非公式戦の「国際春香選抜大会」で初優勝した。18日の対局を含めた韓国内での戦績は75勝41敗。韓国棋院が毎月発表する最新の棋士ランキングでは、女性に限ると6位につけている。