パート主婦でも少額なら新NISAは可能ですか?月1万円の積立を利回り「3%・5%」で比較
【新NISA】月1万円からコツコツ積立!利回り「3%・5%」で比較
パート主婦でも無理なく積み立てられる金額の一例として、今回は月1万円でシミュレーションを行いました。 利回り3%と5%ではどのくらいの差が出るのか、20年間積み立てたケースを比較してみましょう。 ●月1万円・想定利回り3% ・5年目:65万円 ・10年目:140万円 ・15年目:227万円 ・20年目:328万円 想定利回りが3%の場合、20年目の運用収益は88万円となり、積立元本と合わせて328万円となります。 ●月1万円・想定利回り5% ・5年目:68万円 ・10年目:155万円 ・15年目:267万円 ・20年目:411万円 想定利回りが5%の場合、20年目の運用収益は171万円となり、積立元本と合わせて411万円となります。 想定利回り3%と比較すると、20年間で83万円の差が生まれることがわかります。
リスク許容度に合った商品選択を
今回は想定利回り3%・5%でシミュレーションを行いましたが、実際の運用結果は運用してみないとわかりません。 リスクとリターンは比例関係にあるので、リスク許容度が高い人ほど大きなリターンを得られる可能性があるでしょう。 ただし、投資リスクへの考え方は人それぞれなので、まずは自身のリスク許容度を把握し、それに合った商品選択を行うことが大切です。 一般的には、株式の組入比率が高い商品ほどリスクが高く、債券の組入比率が高いほどリスクは低くなります。 投資対象となる国や地域によってもリスクの度合いは異なるので、様々な商品を比較し、お気に入りの商品を探してみてはいかがでしょうか。
参考資料
・日本年金機構「短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用の拡大」 ・金融庁「つみたてシミュレーター」 ・厚生労働省「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
加藤 聖人