【なぜ?】イルカが泳ぐコバルトブルーの海に“中国製タバコ”が大量漂着 密輸の可能性も?すでに約650カートン回収も、被害は九州沿岸各地に…専門家指摘「外交ルートで対応を求めたほうが良い」
(西山ディレクター) 「また、中国語で書かれたコーヒーの粉・ペットボトル・男性用のシャンプーらしき空き容器なども、数多く散乱していました。地元には漁師の方も多いので、『イメージも良くないし、生態系にも影響を与えるのではないかと、非常に心配だ』という声が聞かれました」
Q.以前からいろんなものが漂着していた、という話はありましたか? (西山ディレクター) 「下田港周辺の方に話を伺いましたが、『以前、どこかで中国船が座礁して物が流れ着いたことはあるが、こんなに一度に、しかもタバコが集中して押し寄せたのは初めてなので、原因が一体何なのか、非常に不気味だ』と話されていました」
■原因は『船の事故』『コンテナを落とした』、あるいは“密輸失敗”の可能性も…?
環境省は、「漂着ゴミはペットボトルなどが多く、タバコの大量漂着はあまり聞かない」として、「船の事故・コンテナを落としたなど、突発的なことが原因ではないか」としています。 中国のタバコを巡っては、過去に『密輸』がありました。2021年、韓国・群山市で、中国製タバコを密輸しようとした運び屋4人を検挙。公海上で1万7200カートンを発見・押収しました。“海上密輸”は、「船Aが海に投げ入れたタバコを船Bが回収する」ということですが、その際に回収しきれなかったものが発見されたということです。
Q.日本政府は中国政府に対して、「何が起こっているのか」と聞くべきではないですか? (元経産官僚・岸博幸氏) 「本来は、外交ルートで『こういう問題が起きているので何とかしろ』と言ったほうがいいです。中国政府は話を聞かないと思いますが、やはり対応はしっかり、やることはやるべきです」 (「情報ライブ ミヤネ屋」2024年8月23日放送)
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