スウェーデン王室御用達! 狩猟の本場で誕生した「モーラナイフ」のハンティングナイフの使い方とは
スウェーデン中部のモーラ地方で創業して以来、130年の歴史があるナイフブランド「モーラナイフ」。王室御用達の認定を受けた老舗で、アウトドアユースをはじめとした幅広いジャンルで使用できる、ナイフのラインナップを揃えています。 【写真】創業130年の老舗ナイフメーカーのハンティングナイフを見る(全6枚) このたびリリースされたのは、狩猟に特化したカテゴリーのうち大幅にリニューアルした「ハンティングシリーズ」。現行モデルの「ハンティングバージョン2」に、食肉産業向けに展開しているブランド「Frost(フロスト)」の技術を導入。用途に合わせた5種類のナイフが、一挙に登場です。
作業に合わせて刃の形状はさまざま
「カンスボル ハンティング」は、使い勝手のよいオールラウンドナイフ「カンスボル」を、ハンティング仕様にしたナイフ。ブレードの厚さが根本側と刃先側で異なる独特の形状で、背にエッジを設けないことにより、扱いやすいフォルムとなっています。左右対称のシースにより、左右それぞれの利き手に対応しているのも、フレキシブルな仕様といえます。 また、万能ナイフの「エルドリス」がベースとなっている「エルドリス ベルトループ」は、その名の通りシースにベルトループを標準装備。細かい作業に向いているモデルで、ハンティングの現場で活用の幅が広い、頼りになるアイテムです。
狩猟のスタイルに合わせて選べる
仕留めた獲物を解体・精肉する、工程ごとに用いるナイフもラインナップ。ボーニング(骨すき)用のモデルは、刃の形状によって3タイプが揃います。厚みとしなりがある「ハンティング カーブド ボーニング」、 しなりがなくしっかりした刃の「ハンティング ストレート ボーニング」、幅が狭くしなりがある刃の「ハンティング ナロー ボーニング」で、作業の難易度や細かさにより使い分けができます。 さらに皮剥ぎには、長い刃先がカーブしていて均一なカッティングに向いた「ハンティング スキニング」、精肉には先の形状が工夫され肉を傷つけずカットできる「ハンティング ブッチャー」が。「ハンティング シャープニング スチール」は、それぞれのナイフのエッジを中心に戻すツールで、メンテナンスでのマストアイテムです。 ナイフと同じカラーリングの専用携帯ケースもあるので、自分の狩猟のスタイルに必要なナイフを選んで、オリジナルのセットを組んでみるのも良いでしょう。狩猟が幅広くブームとなっているなか、モーラナイフのハイクオリティなギアを使いこなすことで、現場でのスキルアップにもつながるはずです。
ソトラバ編集部