スタジオジブリの展示会が中国・上海でスタート その魅力を取材
日テレNEWS NNN
12日から中国の上海でスタジオジブリの展示会がスタート。オープン前から行列ができるなど大人気に。魅力を現地で取材しました。 【画像】ジブリ鈴木敏夫P、宮﨑駿監督の次回作について語る 「もう1本長編」の可能性は 渡辺容代記者 「展示会の入口の前には巨大なトトロ像が設置されています。さらに上海での開催とあって、バス停には上海駅と書いてあるんです」 大きなトトロが出迎えてくれる会場の前には、オープン前から行列が。展示は作品ごとにエリアが設置されていて、『崖の上のポニョ』のエリアに行くと、まるで作品の中に入り込んだような感覚に。 渡辺容代記者 「水槽が再現されていますね。まるで水槽の中に入ったかのような」 “没入感”をコンセプトにした展示会だといいます。会場を訪れた人は「私は『耳をすませば』、『ハウルの動く城』が好きです。『魔女の宅急便』も好きです」といった声や「入った途端、異次元世界に入った感じで、全部私たちが好きなもので、すごくうれしいです」「小学校のとき、初めて見た作品は先生が見せてくれた『千と千尋の神隠し』です」など、中国でのジブリ作品の人気の高さがうかがえました。
■『君たちはどう生きるか』 中国で記録的ヒット
こうした中、先週から中国で公開されている宮﨑駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』は記録的な大ヒット。中国のチケット販売サイトによると、公開からわずか10日間で125億円を突破しています。 映画を見に来た人は「自分の友人がたくさん見に行っている。(好きなところは)癒やされる描写です」「普段、イライラするときにこれらの映画を見ると、心が穏やかになれます」「彼の映画を見るとすごく癒やされます」など、宮﨑監督の世界観に魅了されていました。 (4月12日放送 news zeroより)