「串カツ食べ放題」のお店で元を取りたいです。そのためには「牛串」をたくさん食べたらいいのでしょうか?
食べ放題のお店はたくさん食べる人、好きなものだけ食べたい人などに特に人気です。しかし、制限時間が設けられている場合が多いため「時間内に元が取れなければ損をしてしまう」と思ってしまうこともあるかもしれません。 例えば串カツ食べ放題のお店で元を取ろうとした場合、どのくらい食べればよいのか確認してみましょう。 本記事では、串カツ食べ放題のお店でお得に食事をする方法について詳しくご紹介します。 ▼4人家族で食費「月8万円」は高い? 1人当たりの“平均”もあわせて解説
串カツ食べ放題コースの料金は?
まずは、ある串カツ屋を例に挙げて、食べ放題コースの料金を見ていきましょう。料金はランチとディナー、平日と休日で異なります。 ●平日 ランチタイム(90分):2300円(税込み) ●平日 ディナータイム(90分):3400円(税込み) ●土、日、祝 ランチタイム(70分):2500円(税込み) ●土、日、祝 ディナータイム(90分):3700円(税込み) このお店では、平日より土・日・祝日の方が200円以上、ランチタイムよりディナータイムの方が1000円以上料金が高く設定されています。制限時間は平日だとランチタイムとディナータイムで変わらないため、料金が安く設定されていて制限時間が長い平日のランチタイムが元を取りやすいかもしれません。
牛串で元を取るにはどのくらい食べたらよい?
上記の串カツ屋で、平日のランチタイムに元を取れる牛串の本数を計算してみましょう。 総務省統計局の「2023年小売物価統計調査」によると、東京都区部における輸入牛肉の価格は100グラム当たり326円ということです。1本の牛串に20グラムの牛肉を使用すると想定した場合、326円÷100グラム×20グラム=65.2円となります。 2300円の食べ放題コースで1本当たり約65円の牛串で元を取るには、36本以上食べる必要があるでしょう。なお、今回は、串代や衣代・ソース代などは考えずに計算しています。
牛串以外で元を取る方法も考えてみよう
牛串だけを36本以上食べるのは厳しいかもしれないので、ほかのメニューでも原価が高めなものを中心に食べていくと元が取れやすいでしょう。 例えば、上記の串カツ屋ではエビやしいたけなども食べ放題のメニューに入っています。同様に、総務省統計局の「2023年小売物価統計調査」によると、東京都区部におけるエビの価格は100グラム当たり344円なので20グラムでは約69円、生しいたけの価格は1キログラム当たり1847円なので20グラムでは約37円となります。 2300円の食べ放題コースで元を取るには、エビ串だと34本以上、しいたけ串だと63本以上食べる必要がありますが、原価が高めなメニューを上手に組み合わせて食べた方が飽きもこないのでおすすめです。そのほか、サイドメニューやスープ、デザートなどもあるため、制限時間をたっぷり使って食事を楽しむとよいでしょう。 また、お店によっては割引クーポンを配布していたり、ポイントを貯めたりできるようになっているところもあるようです。そういったサービスを利用すれば、元を取れる可能性は高くなるでしょう。