観光関係者が賀詞交歓会 インバウンド弾みに長崎の魅力の刷新へ【長崎】
キーワードは、海外から観光に来るインバウンドと長崎の魅力をさらに磨くこと。 県内のホテルや交通機関など、観光に関わる企業や団体などが新年に集う賀詞交歓会が開かれました。 200人が顔をそろえた観光関係機関の賀詞交歓会。 県観光連盟の嶋崎会長は「円安を追い風に本格的インバウンド時代が到来している、県内でも観光客の滞在日数が増えている」と述べました。 県観光連盟 嶋崎真英会長 「島原半島や平戸の温泉に入りたい、長崎の新鮮な魚を食べに行きたい、というニーズの高まりがこれから間違いなく大きくなることでしょう」 長崎スタジアムシティの開業や、日本被団協のノーベル平和賞受賞など、注目の施設にスポーツ、平和と新しい切り口に期待の声が聞かれました。 雲仙スカイホテル女将 内田香苗さん 「スタジアムができたり、ということが、やっぱりそういうのを呼び込むんじゃないかと大変、期待しております」 ハウステンボス 高村耕太郎 社長執行役員(高ははしごだか) 「海外、インバウンドというのには期待していて」「(他都市との競争において)色んな戦える要素が出てきて、HTBも新しい施設がオープンしてきますので、その辺を組み合わせながら、長崎という場所にもう一回、注目してもらえるような年にしていきたいと思います」 インバウンドへの期待が高まる一方で、課題も・・ 五島の花・ツバキをモチーフにした衣装は会場で目を引きました。 五島市観光協会 今村安規子 事務局長 「離島というのがどうしても(交通面など)ハンディキャップを持っているんですけども、ただ、うちの島にしかない魅力というのがあるので、そのコストを考えても来ていただきたいという演出をしないといけない」 県観光連盟 政策参与 平家達史さん 「実際、ハードもたくさんできましたんで、ハードをどう繋ぐのか、そしてそこのソフト、両方を磨き上げて、どれだけの人に楽しんでいただくか」 関係者は「長崎にもう一度行きたい」と思ってもらえるよう、今年は新たな挑戦や変化を続けていこうと呼びかけていました。
テレビ長崎