【オリックス】高卒2年目の斎藤響介、自己ワースト4失点で初黒星 西武岸に特大3ラン浴びる
<オリックス2-4西武>◇22日◇京セラドーム大阪 オリックスが5連敗中だった西武に痛い星を落とした。 先発した高卒2年目の斎藤がプロ初被弾。4回を自己ワースト4失点で初黒星を喫した。「真っすぐがうまく操れていなかった。少し(体が)突っ込んだり、腕がいつもよりたたきつけられなかった。今日は伸びがあまりなかった感じ」。1回に犠飛で先制された。3回は岸に特大の3ランを浴びた。甘く入った直球を左翼5階席まで運ばれた。試合の流れを大きく左右する1発となった。 プロ初勝利を挙げた8日の巨人戦から2軍戦をはさみ、中2週間の1軍マウンド。今回は制球にも苦しみ、4与四球もワーストタイ。中嶋監督は「抜け球、変化球が入らずというのは初めて見た感じ」と振り返った。まだ19歳の右腕は「次は制球の面やメンタル面を頑張っていきたい」と前を向いた。首位ソフトバンクとのゲーム差は、今季最大タイの14まで広がった。