「来てくれることを願っている」逮捕の佐野海舟についてマインツの監督が初言及、合流望むも「現実的ではない」と見解
マインツのボー・ヘンリクセン監督が、スキャンダルに巻き込まれた日本代表MF佐野海舟について言及した。ドイツ『ビルト』が伝えた。 鹿島アントラーズから今夏マインツに完全移籍で加入した佐野。クラブと契約を結び、合流までの間、一時帰国していた。 21日からチームに合流する予定だった佐野だが、衝撃の事件が。17日、不同意性交の疑惑で逮捕されていたことが一斉に報道されることとなった。 事件は14日に起こっており、佐野は知人の男性2人と共に女性2人と食事。その後、30代の女性1人とホテルに行き、不同意性交に及んだとされている。 佐野は取り調べに対して容疑を認めているという報道もある中、マインツは情報が明確ではないためにコメントできないと声明を発表していた。 そんな中、18日にテストマッチを実施。その後、ヘンリクセン監督が渦中の佐野についてコメントした。 「もちろん、彼が来てくれることを願っている。クラブのメンバーはみんなそう思っている。それが普通だ」 「しかし、それは現実的ではないと思っている。何が起こるのか、見守る必要がある。今のところは何も分かっていない」 現地での報道通り、マインツは正確な情報をまだ手にしておらず、佐野の関係者とのコンタクトをとっているものの、時差の問題などがあり正確な状況はわからないという。 その才能を買い、完全移籍で獲得しただけに、当然戦力としては合流してもらいたいと考えているが、予定されていた21日の合流はまず不可能となる状況。一刻も早く、事態をはっきりさせたいところだろう。
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