櫻坂46「ゆーづ」中嶋優月が語る故郷「福岡愛」 夢の舞台ドームで始球式「やってみたい」 地元での仕事も熱望
■インタビュー前編
福岡県出身で人気アイドルグループ櫻坂46の「ゆーづ」こと中嶋優月がオンラインでインタビューに応じた。昨年グループに加入し、東京のテレビ局の番組でレギュラー出演を果たすなど活躍の幅を広げる21歳の本音を、前後編に分けてお届けする。前編は青春時代を過ごした地元・福岡のお気に入りスポットや開業100年を迎えた西鉄電車天神大牟田線の思い出、故郷で成し遂げたい目標などを聞いた。 ■櫻坂46の先輩・森田ひかるの始球式 ――アリーナツアー「櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?-」では3月にマリンメッセ福岡を訪れていました。福岡に帰ってくるのは久しぶりでしたか? 前回のツアーぶりですかね…違う! 帰ってました(笑)。お休みをいただいた時は、ほぼ100パーセント福岡に帰ります。お休みが3日あれば絶対帰ります。ライブ後にお仕事がなければそのまま福岡にいます。 ――青春時代を過ごした福岡でお気に入りのスポットはありますか? シーサイドももち海浜公園(福岡市)です。(櫻坂の)オーディションを受けた次の日ぐらいに大学の友人と最後に遊びました。すごく楽しかったなぁ。友達との思い出が詰まった場所です。景色が良くて、海岸や福岡タワーの周りにいると「やっぱり福岡っていいなぁ」って感じられる場所です。 ――福岡市・天神エリアはビルが次々と建て変わっています。街の変化は感じましたか? これは今まで言っていない情報かもしれないんですけど、アルバイトをしていたお店が天神にありました。「変わっていくな」という印象は働いていた頃からありました。(福岡市の大規模再開発事業)天神ビッグバンで街並みが変わるという話を聞いて「寂しいな」って感じたけど、久しぶりに行ったらすごかったです! 西鉄電車も高架工事で変わっているし、お母さんと一緒に行ってた時代とは天神の街並みも変わってる。天神コア(2020年に閉館した商業施設)が懐かしいと感じる時もあります。でも新しいのもいいなって思います。 ――西鉄電車がお話に出てきました。YouTubeの櫻坂チャンネルでは「【Vlog巡り】ゆーづの西鉄ひとり旅【福岡】」と題して福岡(天神)駅から太宰府、宮の陣を巡り西鉄久留米駅まで移動する様子が公開されています。その西鉄天神大牟田線が4月12日で開業100周年を迎えました。 おぉ!おめでとうございます! ――よく利用していたのですか? 高校、大学時代ですね。高校3年間は毎日乗っていました。今でも何時の電車か覚えているぐらい。友達と「何時(集合)だから何時に家を出て」とか言って。駅名も久留米ぐらいまでは大体分かるかな。 ――印象に残っている駅はありますか? この前行った宮の陣駅がいいなと思いました! ――筑後川の河川敷で撮影をするために訪れたんですよね。 初めて宮の陣駅で降りたんですけど「青春」って感じじゃないですか? 近代化されすぎていなくて、あのガランとした感じがいい。景色がきれいでした。 ――よく利用していた頃から変わったことはありましたか? あっ!駅増えたんですよね? 福岡に帰ってきた時に「桜並木駅があるんだよ」っていうのを友人に聞いて「桜並木駅!?」って。櫻坂なんで喜びました。うれしかったです。 ――通学以外の思い出はありますか? 中学生の頃に熊本県のグリーンランドに行きたくて、大牟田駅まで乗った覚えがあります。友人4人と「遊園地に行きたい」って、みんなで頑張って検索して行った覚えがあります。無事にたどり着いて、帰りは電車の中で疲れ切って寝ていました。