３１日朝、鹿児島県中種子町の海岸で、観光のため種子島を訪れていたカナダ人の男性が遺体で見つかりました。 種子島海上保安署によりますと、３１日午前７時半ごろ、中種子町の中山海岸で通行人から「人がうちあがっている」と１１９番通報がありました。 男性は上半身裸に黒い短パンを履いたあおむけの状態で発見され、その場で死亡が確認されました。死因は溺死でした。 現場の遺留品などから亡くなったのは、２９日から観光のため種子島を訪れていたカナダ人のリュウ・シャオミンさんと判明しました。 ３０日午後３時半ごろ、付近では「遊泳中の人の姿が見えなくなった」と通報があり、海保では現場の状況などから、この人物がリュウさんだったと見ています。 消防などによりますと、３０日は普段より波が高く、船を出すのも危ない状況だったということです。