20年以上前の海外旅行で余った米ドルが出てきました。円に交換はできるのでしょうか?
外貨を残さないことが大切
上述したように、古い外貨は場合によって両替できない可能性があるほか、外貨を日本円に交換する際に原則として手数料がかかります。したがって、海外へ出掛けたとき、持ち帰るのはなるべく避け、現地で使い切ることをおすすめします。 基本的には、海外ではクレジットカードを使えるお店も多いため、多くの日本円を外貨に両替しないように心掛けましょう。ただし、クレジットカードをメインで使う場合でも、屋台など、場所によっては外貨が必要になるケースもあります。 両替した外貨が余った場合は、チップとしてレストランやホテル、タクシーなどで渡すほか、クレジットカードが使えるお店では、現金を出して残りはクレジットカードで支払うといったように、工夫してお金を使いましょう。
古い米ドルも交換してもらえる可能性はある
米ドルは20年以上前のものでも、取り扱い可能な銀行では日本円に交換してもらえます。ただし、取り扱いの有無や、紙幣の状態などによっては必ず交換してもらえるわけではないため、交換を希望する場合は一度相談してみるとよいでしょう。また、政府機関や専門知識を持つ古物商に相談をすれば、アドバイスしてもらえる可能性もあります。 海外に出掛けるときは、外貨は余らせないよう現地で消費することをおすすめします。チップとしての使用や、クレジットカードと合わせて支払いをするなど、工夫をしてできるだけ使い切りましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部