法大・篠木健太郎、大島公一監督にリーグ戦初の勝ち点1をプレゼント/東京六大学
東京六大学野球春季リーグ第2週第3日(22日、立大1-4法大、神宮)東京六大学野球、法大のプロ注目右腕で最速157キロを誇る篠木健太郎投手(4年)が22日、立大との3回戦(神宮)に先発し、8回5安打1失点と好投。元オリックスで今年から指揮を執る大島公一監督(51)にリーグ戦初の勝ち点1をプレゼントした。 「勝ち点を取れるように投げ切ろうと思いました」 20日の初戦では直球とスライダーを軸に組み立てたが、この日は「フォークボールの割合を増やした」と配球を変え、6奪三振。テンポ良く投げ込み1時間48分のスピード決着を付けた。危なげない投球に指揮官も「いつも通りの自分の投球をしてくれた」と太鼓判。初の勝ち点に「ほっとした。うれしいです」と表情を緩めた。 次戦は27日に昨秋の覇者、慶大と対戦する。「チームとして目指しているものは一つ(優勝)。そこに向けてどんな形でも貢献できるように」と篠木。4年ぶりの優勝へ、エースがチームを牽引(けんいん)する。(加藤次郎)