キャサリン妃（2022年3月）

今年1月に腹部手術を受け、休養中のキャサリン妃は3月10日、イギリスの母の日に合わせて最新のポートレート写真を公開した。しかし、その画像には不自然な点がさまざまあり、結局ロイヤルファミリーはフォトショップで画像加工をしていたことを認めた。そんな騒ぎで世間が盛り上がる中、初めてウィリアム皇太子と外出する妃の姿がキャッチされた。 【写真】新たに公開された、車に乗って外出するキャサリン妃＆ウィリアム皇太子 皇太子夫妻は3月11日の午後、車の後部座席に並んで座り、ウィンザー城を出発。ダークなスーツ姿のウィリアム皇太子は目線を膝に落とし、一方のキャサリン妃は髪をきっちりとまとめ、夫とは反対側の窓の外を見ている。 ふたりはウィンザー城を一緒に出たものの、ウィリアム皇太子は恒例のコモンウェルス・デーの礼拝でウェストミンスター寺院へ。一方、キャサリン妃は私的な用事で外出したと報じられている。 この写真が撮られ、配信される数時間前、キャサリン妃は母の日に公開したポートレート写真に修正を加えたことを認め、謝罪文をケンジントン宮殿が発表した。 「多くのアマチュア写真家と同様、私は時折、編集を試みることがあります。昨日シェアした家族写真が混乱を招いてしまったことをお詫びします。皆さんがとても素敵な母の日を過ごされたことを願います」 ケンジントン宮殿に近い関係者は「これは皇太子妃殿下が撮ったアマチュアの家族写真。母の日に家族一緒の堅苦しくない写真を公表したかっただけだ」とコメントしている。 大手各通信社は写真を撤回。A P通信社は「精密に調査した結果、画像処理がなされたようだ。差し替えとなる写真はない」と説明した。 そのような背景から、ウィリアム皇太子とキャサリン妃の外出を捉えた写真も、ネット上では不自然で加工されたように見える、と騒がれている。 この写真を撮ったフォトエージェンシーのゴフ・フォトズは直ちにその疑惑を否定。不要な部分をトリミングし、明るくした以外の修正は加えていないと述べた。 この写真を撮影したフォトグラファーのジム・ベネットは『People』に「必要であれば明るさを調整する以外は、フォトショップで加工などしません。車の写真は絶好のタイミングでも予測不可能で、窓ガラスに反射したりするので難しい」とコメントしていた。 ベネットは当日、ウィリアム皇太子がコモンウエルス・デーの礼拝でロンドンへ向かうだろうと、城の界隈で待っていたという。「ウィリアム皇太子がちゃんとフレームに入っているかチェックしてみて初めて、隣にキャサリン妃が座っているのに気づいたのです！」とのことだ。