ドジャース・大谷翔平、右肘手術後最長20メートルでキャッチボール 軌道確認…球筋に納得
ナショナルズ1-4ドジャース(23日、ワシントン=竹濱江利子通信員)ドジャースの大谷翔平投手(29)はナショナルズ戦前に、昨年9月に受けた右肘手術のリハビリの一環としてキャッチボールを行った。 3月25日(同26日)に投球プログラムを再開して以降、2、3日に1度のペースでキャッチボールをこなし、この日が13度目。これまでは約12メートルの距離を投げていたが、リハビリで最長となる約20メートルの距離で約60球を投げた。意図して高めに投げ、伸び上がるような軌道を確認。うなずく場面が多くあり、球筋に納得している様子だった。 今季、投手としては全休。来季以降の復帰を目指している。執刀医によると「完治の可能性は1度目(の右肘手術)と同じ」で、9月にシート打撃に登板できる見通し。シーズン終盤の外野手での出場に備え、ロッカールームには外野手用グラブを常備している。 2戦連発でチームを勝利に導き、試合後の大谷は上機嫌。風呂敷に包まれた日本食の重箱弁当を手に食堂へ向かうと、山本と楽しげに会話しながら頰張った。