『ガンダム』モビルスーツの社会実装を目指すプロジェクトが進行中。1m以下の小型試作から開始し、最終的に大型操縦ロボットの平和的な活用へ繋げる
ガンダムプロジェクトは3月28日、モビルスーツの社会実装に向けた「新しい操縦ロボットのプロトタイピングプロジェクト」の紹介映像を公開した。 「モビルスーツの社会実装に向けた新しい操縦ロボットのプロトタイピングプロジェクト」は、『機動戦士ガンダム』シリーズに登場する巨大ロボット「モビルスーツ」の実現と平和的な活躍を目指すプロジェクトだ。 プロジェクトは1m以下の小型試作から開始し、最終的に大型操縦ロボットの実用化へ繋げるかたちで実施される。公式サイトでは「モビルスーツは宇宙世紀の根幹技術」であると紹介されており、同プロジェクトはモビルスーツの社会実装を経て、宇宙世紀を実現することを目指していることが伺える。 プロジェクトの開発チームはBALLとされ、横浜の動く実物大ガンダムの制作メンバーが中心となり、ガンダムのIPと連携して本プロジェクトに挑む。そして、2025年には現実世界において大型汎用操縦機械の通称を 「MS」にすることを目指す。 なお、「新しい操縦ロボットのプロトタイピングプロジェクト」のほかにも、ビームサーベルのようにプラズマを空気中に維持する技術を農業に活用する「ビーム・サーベル~プラズマ農業プロジェクト」や、スペースコロニーなどで発生し得る社会問題を研究する「グリーンコロニー・プロジェクト」、宇宙世紀の実現を主題とする「TEAM SPACE LIFEプロジェクト」などが進行している。 各企画は「宇宙世紀」とその背景にある「社会課題」と「未来技術」この掛け合わせにより未来の夢と希望を現実化するプログラム「ガンダムオープンイノベーション」とされている。 SF作品における創造が現実になることを後押しする企画として、各プロジェクトの展開も気になるところだ。興味がある読者は「ガンダムオープンイノベーション」の公式ウェブサイトや、プロジェクトの紹介映像をチェックしよう。
電ファミニコゲーマー:りつこ
【関連記事】
- “SWAT”になり切れる人気FPS『Ready or Not』ついに日本語対応。人質救助や対爆弾テロといった危険な任務に挑む高難度&リアルな体験が魅力、引き続き翻訳の改善に務める構え
- 全てのどくポケモン使いのために特化したかわいいグッズが公開。ゴクリンのエコバッグ、ドオーのもっちりぬいぐるみ、ヒドイデのヘッドスパブラシ、やさしく叩くと光るエレズンのライト、パーカーやクリアポーチなど
- 『エンダーリリーズ』の数十年後を描く期待の続編『エンダーマグノリア』早期アクセス版が3月26日から配信決定。音楽集団「Mili」による儚くも幻想的な楽曲にも注目
- 『ぼくらの』の「ジアース」が全高約25センチのビッグサイズで立体化。「コエムシ」や「契約機」のほか、なんと「敵のコックピット」もついてくる
- 高評価のループものアドベンチャーゲーム『The Forgotten City』のPC(Steam)版が1120円(60%オフ)のセールを実施中。「誰かが罪を犯すとすべての住民は死に絶える」古代ローマの都市を探索。セール期間は1月23日まで