ダイソーグッズ、国内3300店の在庫確認できます 大創産業がスマホ用アプリ ファン向けサイトも開設
100円ショップのダイソーなどを展開する大創産業(広島県東広島市)は、国内3300店にある商品の在庫状況を客が確認できるスマートフォン向けアプリの提供を始めた。手軽に商品を探すことができ、店員の負担を軽くする狙いもある。ファン向けのサイトも開設し、寄せられた意見を商品開発に生かす。 2月に提供を始めた「ダイソーアプリ」で、ダイソー、300円ショップのスリーピー、生活雑貨店のスタンダードプロダクツの3ブランドの商品計約6万8千点が対象。キッチン用品、衣料品といった分類やキーワードで調べられる。 店の在庫状況を「在庫あり」「残りわずか」「在庫なし」「取り扱いなし」の4段階で表示。希望の店になかった場合、近くの店の状況を調べる機能もある。アプリの会員登録は不要で、無料で使える。 ファン向けのサイトは「ダイソーの輪」で、昨年12月に開設した。利用者がお薦めの商品や要望、感想などを投稿したり、他のファンや運営側とやりとりしたりする。担当者が商品の情報を伝えるコーナーもある。 大創産業は「デジタルを活用したサービスを充実させ、多様化する生活スタイルに応えていきたい」としている。
中国新聞社