【鹿児島県知事選】元県議・米丸麻希子氏が出馬会見「ドルフィン跡地は県民でにぎわう場所に」
鹿児島テレビ
7月7日投開票の鹿児島県知事選挙に立候補の意向を示している元県議の米丸麻希子氏が4月5日、正式に出馬会見を開きました。 ドルフィンポート跡地での体育館にストップをかけたいと語る米丸麻希子氏は、姶良市出身の48歳で、2019年から5年間県議会議員を務めました。 米丸氏の主張の軸は、鹿児島市のドルフィンポート跡地での新たな総合体育館の整備への反対です。 理由としては、整備費が基本構想より68億円増え、313億円と見込まれていることや、体育館の建設で桜島の景観が損なわれることなどを挙げています。 ドルフィンポート跡地を多くの県民や観光客でにぎわう場所にするため、県民からの公募などを行い、いちから活用方法について検討したいとしています。 知事選に出馬表明・米丸麻希子氏 「(出馬の)最大の理由はドルフィンポート跡地での体育館の建設にストップをかけること。子どもから高齢者まで思い思いの時間を過ごせる場所にしたい。建物を建てるにしても景観を壊さない。しっかりと本当の意味でのリサーチをして、県民が何を求めているか追求したい」 その上で、新たな総合体育館の建設場所については次のように述べました。 知事選に出馬表明・米丸麻希子氏 「鹿児島県民の中で鴨池がスポーツの場所としてブランド化されているので、スポーツ施設を鴨池に集約する。知事になることができれば、イオンに交渉して、イオン鹿児島鴨池店の場所で、一緒にやっていきませんかと交渉する」 知事選を巡っては、これまでに現職の塩田康一知事が2期目を目指し、立候補を表明していて、米丸氏が所属していた自民党は塩田知事の推薦を決めています。 知事選は6月20日告示、7月7日に投開票が行われます。
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