「債務超循環」が中国に到来?このあと何が起こるのか
碧桂園(カントリーガーデン)の債務問題は、”デット・スーパーサイクル”の次の展開を予兆しているのだろうか(写真:ブルームバーグ)
個人投資家にとって役に立ちそうな世界の論考を紹介する「ホットイシュー」。今回は中国で起きている不動産関連企業の債務危機についてのケネス・ロゴフ氏の論考。ロゴフ氏は、元IMF(国際通貨基金)チーフエコノミストでチェスの名手。ハーバード大学経済学・公共政策学教授で、2011年ドイツ銀行金融経済学賞を受賞している。同氏の長期的な視座は、「イノベーションによって経済成長は再び加速する」というもの。その意味で、中国の危機への見方も、非常に楽観的だ。原題は、「 The Debt Supercycle Comes to China 」。© Project Syndicate 1995-2023
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ケネス・ロゴフ