アイナ・ジ・エンド「ちゃんと届けようと思うと、表情が勝手についてくる」新曲『宝者』MVで手話に挑戦
アイナ・ジ・エンドがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! アイナLOCKS!」。2月27日(火)の放送では、リスナーのメッセージを紹介し、新曲「宝者」のMVで披露した手話について語りました。
――リスナーのメッセージ
たった今、「宝者」のMVを見てきました! 温かくて真っ直ぐな歌詞に、しなやかで奇麗な手話で曲を表現するアイナ先生に感動しました! 手話の感想や、覚えるのにどのくらいかかったかなどの裏話を教えていただきたいです!(18歳)
――「宝者」MVで手話に挑戦
アイナ:ありがとう、見てくれたんや! 私ね、振り付けを覚えるのが超遅いタイプなんです。4歳からダンスをやってる割に、振り覚えがめちゃくちゃ悪いんですよ。 だから手話も、めっちゃ覚えるのが案の定遅くて……。動画で手話の振りをいただいてたんだけど、ちゃんと練習していたのに関わらず、当日撮影が始まってカメラが回ると、緊張して全部振りが飛ぶっていう(笑)。本当、ダンス初心者みたいなことしましたね。手話はね、振り付けと同じ感覚でほぼほぼダンスでしたね。 その中でも、“少し”っていう手話が1番好きだなって思いました。なんだか奥ゆかしさがあって。右手をちょっと“くの字”って言いますか、くの字も丸めて左肩に近づけるんだけど……“少し”。なんか、きゅってなってるんだよね、肩が少しすくむ感覚で。手話って奥ゆかしいな~って思いました。 今って、みんなTikTokで踊るじゃないですか。あの画面の中で踊る感覚。なんだかちょっと奥ゆかしくて、可愛らしくて。そんな中でも、ちゃんと届けようと思うと、表情とかが勝手についてくるんだよね。それが楽しかったな~。 MVには映ってないけど、本当にお芝居をたくさんしました、声も出してね。耳が不自由な役を相手役の秋谷(百音)さんがやってくださって、私は目がボヤボヤしているっていう役だったんだけども……。 お互いに、五感のうちの1つが封鎖されていると……例えば私だったら、目をつぶって芝居をしていると、耳とかがめちゃめちゃ敏感になります。そういうのが、すごく難しくて楽しかった……そういう撮影でした。もう1回、よかったら見てください!