『スター・ウォーズ』日本初公開日記念!その誕生の裏側を河原一久が読み解く【全4回―①】
なぜならルーカス自身は常にハリウッドに対する反逆児として、作家としての自由を勝ち取るための戦いを続けてきたし、そのためのインフラが存在しない中で、自らそれを新たに作り出してきたからだ。画期的なVFX工房であるILMの設立やTHXサウンドシステム、世界初のノンリニア編集システムであるエディットドロイド、そしてCG専門スタジオであるピクサーなど、どれもがルーカスが必要と感じて作り出したものだ。 第2回へ続く……
「ルーカス・ウォーズ」
【著者名】ロラン・オプマン 作 ルノー・ロッシュ 画 原正人 翻訳 河原一久 監修 【定価】4,620円(税込) 【ISBNコード】978-4-87376-491-7 【判型・頁数】A4判/208頁/書籍 【刊行年月】2024年5月