【信州ブレイブウォリアーズ－青森ワッツ】第1クオーター、シュートを放つ青森ワッツのホール＝ホワイトリング

　プロバスケットボールBリーグ2部（B2）東地区の青森ワッツは第3節第1日の19日、長野市のホワイトリングで同地区の信州ブレイブウォリアーズと対戦。終盤の粘り及ばず66－74で敗れ、3連敗を喫した。今季通算成績は2勝3敗。 　ワッツは第1クオーター（Q）、高さで上回る昨季のB1チームに内外から失点。攻めても、パリ五輪日本代表のPF渡邉ら相手の日本人ビッグマンにシュートを阻まれ、主導権を握られた。 　第2QにPG池田の3点シュートやPFヒサタケのダンクシュートなどで一時2点差まで詰め寄ったが、第3Qは、より守備の強度を上げた相手に対してインサイドへ切り込めず、外からのシュートも低迷。同Qはわずか8得点に終わり、点差は21まで拡大した。 　最終第4Q、ワッツは中盤、PFケリーがゴール下から強気にねじ込んで流れをたぐり寄せると、得意の速攻に持ち込みチーム全体で連続12得点。さらにSFホールの3点シュートなどで猛追し、残り約2分半で5点差に。だが、最終盤にミスが相次ぐなど、決め手を欠いた。