渡邉美穂とINI木村柾哉が映画「あたしの!」でW主演、青春を懸けてラブバトル
「ヒロイン失格」「センセイ君主」などを手がけたマンガ家・幸田もも子が2017年から2018年にかけて別冊マーガレットで連載した「あたしの!」が、このたび実写映画化。日向坂46の元メンバー渡邉美穂と、グローバルボーイズグループ・INIのリーダー木村柾哉がダブル主演を務めた。YouTubeでは2人からのコメント映像が公開中だ。 【動画】ともに映画初出演、渡邉美穂・木村柾哉のコメント映像はこちらから 同作では、自分にも他人にも嘘がつけずド直球で生きてきた少女・関川あこ子の恋と友情が描かれる。高校2年生の新学期初日、“学校一の王子様”で知られる1歳上の先輩・御共直己(みともなおみ)がまさかの留年で同学年になり、彼に一目惚れした彼女はすぐにアプローチを始める。「彼女作る気ないから」とあっけなく振られるが、その理由を知ったあこ子は彼を好きでい続けることを決意。そんな折に、小学3年生からの親友・谷口充希が「かっこいいと思うけど恋愛って感じじゃない」と断言しながらも直己に接近していき、あこ子は青春を懸けたラブバトルを繰り広げることになる。 ダブル主演の2人はともに映画初出演で、これが初共演。撮影は2023年夏に約1カ月間、関東近郊にて行われた。自分の気持ちにまっすぐ突き進むあこ子役の渡邉は「笑いあり、涙あり、キュンキュンあり!の本当に盛りだくさんな内容になっていると思います」とメッセージを送る。“全女子の学校に行く原動力”である直己を演じた木村は「人見知りの僕をキャストやスタッフの皆さんが盛り上げてくださって、クランクアップの時には、不安もなくなり、達成感で感極まってしまいました」と振り返り、「喜んでいただけるようなシーンもたくさんあり、見終わった後は絶対に好きになってもらえる映画になっていると思います」とアピールする。 原作者の幸田は撮影現場に何度も足を運び、キャストやスタッフと交流を重ねたそう。「清々しく誰もが応援したくなっちゃうようなあこ子でした」「あこ子と充希がバッチバチに取り合う直己くんは画面直視できないくらいパーフェクトなかっこよさでとっても素敵でした!」と主演の2人を絶賛し、「原作を読んでくれた方も、読んでない方も間違いなく楽しめる映画だと思います!」と太鼓判を押した。 監督、撮影、編集は本作で長編映画の監督デビューを飾った横堀光範。これまでにマカロニえんぴつ「なんでもないよ、」、乃木坂46「君に叱られた」、Vaundy「走馬灯」などのMVを制作し、ドラマ「夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~」の演出も担った。横堀は「今までの少女漫画原作映画とは一味違う映画にしたい、そんな思いを最高にフレッシュな役者陣、スタッフ陣と共にできたことをとても嬉しく思っています」と思いをつづる。脚本には映画「恋わずらいのエリー」のおかざきさとこ、音楽には「十三人の刺客」で第34回日本アカデミー賞優秀賞を受賞した遠藤浩二が起用された。 なお、あこ子の大親友で恋のライバル・充希、直己の親友であこ子の相談相手になるイケメンクール男子・成田など主演以外のキャストは追って発表される。 映画「あたしの!」は2024年秋に劇場公開。配給はGAGAが担当する。 ■ 渡邉美穂 コメント 「あたしの!」の出演のオファーをいただき、初めての映画で初主演という大きなチャレンジにとても緊張しプレッシャーも感じていました。 けれど、キャスト・監督・スタッフの皆様が「みんなで頑張っていこう」と現場をとても明るくしていただき、背負い込みすぎず、でも一生懸命に撮影に臨むことができました。 映画「あたしの!」は恋をとるか、友情をとるか、悩ましくてもどかしいお話ではありますが、笑いあり、涙あり、キュンキュンあり!の本当に盛りだくさんな内容になっていると思います。 私の演じる、あこ子は猪突猛進で素直でパワフルな女の子で、周りの人を巻き込んでドタバタしますが、あこ子やみんなが成長する姿も見届けていただけたらと思います。ぜひお楽しみにしてください! ■ 木村柾哉 コメント 最初お話を頂いたときは、初めての映画への挑戦でもあるので、嬉しいと同時に不安も大きかったです。 ですが、監督が通常の本読みに加え、リモートでも本読みをしてくださり、撮影では人見知りの僕をキャストやスタッフの皆さんが盛り上げてくださって、クランクアップの時には、不安もなくなり、達成感で感極まってしまいました。 友情、恋だけではなく、他にもすごく色々なことが詰まっている映画です。 喜んでいただけるようなシーンもたくさんあり、見終わった後は絶対に好きになってもらえる映画になっていると思います。 わくわくしながら公開をお待ちいただけたらと思います。映画館で観てくださった方の心を動かせたら嬉しいです。 ■ 横堀光範 コメント SNSやインターネットでコミュニケーションを取ることが多くなった今の時代で、 ここまでど直球で素直に気持ちを伝える事の出来るあこ子という主人公が羨ましくも、懐かしく思えます。 この映画は「恋愛」と「友情」の間で悩むあこ子が、持ち前の強さで壁に立ち向かい、少し大人に成長するお話しです。 あこ子と一緒に、甘酸っぱくて、笑えて、少し泣ける、「青春」をど直球に体験できるような映画になったと思います。 人を好きになって、ぶつかって、分かり合えたその先にある「成長」と「喜び」を、 あこ子を通してみなさまの心に響く映画になることを願っています。 僕にとって初めての映画監督作品です。 今までの少女漫画原作映画とは一味違う映画にしたい、 そんな思いを最高にフレッシュな役者陣、スタッフ陣と共にできたことをとても嬉しく思っています。 早く皆様にこの映画が届くのを楽しみにしています。 ■ 幸田もも子 コメント とにかく何事にもど直球のあこ子、はたからみたらかなりヤベェやつになりかねないのに 美穂ちゃんの演じるあこ子は清々しく誰もが応援したくなっちゃうようなあこ子でした。 恋に必死なあこ子に、時には笑い、終盤では涙止まりませんでした。 あこ子と充希がバッチバチに取り合う直己くんは画面直視できないくらいパーフェクトなかっこよさでとっても素敵でした! 原作を読んでくれた方も、読んでない方も間違いなく楽しめる映画だと思います! 私も幼なじみ誘っていっぱい観に行きたいと思います▽ ※文中▽は白抜きハートマーク (c)幸田もも子/集英社・映画「あたしの!」製作委員会