ディズニー、病気と闘うこどものための絵本読み聞かせイベント初開催 クリスマスの世界を体験
ウォルト・ディズニー・ジャパンが、18日に国内のこども病院に向けた支援活動の一環として、病気と闘う入院中のこどもたちのための絵本読み聞かせプロジェクト『Disneyストーリータイム』を、日本で初開催しました。 【画像】アフリカの絵本を紹介する、日テレ元アナウンサーの杉上佐智枝さん 今回参加したのは、国立成育医療研究センターに入院する約40人のこどもたち。読み聞かせを担当したのは、日本テレビ元アナウンサーで第4期絵本専門士の杉上佐智枝さん。イベントは3回行われ、『アラジン』や『プーさんとはちみつ』などの名作絵本の世界を声で届けました。 中でも『アナと雪の女王 オラフのはじめてのクリスマス』の読み聞かせでは、音の出る絵本を使いながら様々な効果音とともにクリスマスの世界を体験。参加者全員で『ジングルベル』も演奏しました。
こどもたちの家族は「絵本を読み聞かせしてもらうのは初めての経験で、みんなで集まって楽しい時間を共有することができました」と、うれしそうな表情でコメント。 また、病院スタッフは「普段ベッドで過ごすことが多いお子さんも、絵本に合わせて鈴を振ったり、体を揺らしたり楽しそうに参加している様子でこどもたちにとっても良い刺激になったと思います」と語りました。 イベントを終えた杉上さんは「初開催を終えて胸がいっぱいになりました。自分が額縁になった気持ちでストーリーを引き立たせる読み方や、こどもたちを引き込む演出を考えて行いました。病院という環境で規制はありますが、やはり絵本はコミュニケーションツールなので、こどもたちと一緒に演奏するなど双方向のやりとりができ、私自身も楽しみながら読むことができました」と振り返りました。