【バドミントン全英オープン】日本勢は優勝ならず!志田&松山、渡辺&東野、山口茜が準優勝!
混合ダブルスは、4回目の全英優勝に王手をかけた渡辺/東野と、ディフェンディングチャンピオンの鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン/中国)が激突。前半から高い集中力を見せた渡辺/東野は、中国ペアの強打に対応しながら好ラリーを展開し、11-9でインターバルへ。しかし、中盤は中国ペアが流れをつかみ、6連続得点。12-18と抜け出された渡辺/東野は後半に4点差まで詰めたが、16-21で先制を許した。第2ゲームに入ると、スピードで上回る鄭思維/黄雅瓊がペースを掌握。渡辺/東野も食らいつくが、5連続失点などで点差を広げられ、最後は11-21で敗戦。2年ぶりの優勝には届かず、準優勝に終わった。 男子シングルスはインドネシアのアンソニー・S・ギンティンとジョナタン・クリスティの同国決勝となり、2-0のストレート勝ちを収めたジョナタンが初制覇。インドネシアの同種目の優勝は、1994年にハリアント・アルビが制して以来。30年ぶりのタイトル獲得となった。男子ダブルスは、アルディアント/アルフィアン(インドネシア)とアーロン・チア/ソー・ウィーイク(マレーシア)の勝負となり、16本、16本に抑えたアルディアント/アルフィアンが2年連続で頂点に立っている。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO