メッシ、セリエA得点王&コパ得点王の“同胞”ラウタロを称賛「誰よりもバロンドールに値する」
インテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、インテルに所属するアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスをバロンドールに推薦した。16日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が同選手のコメントを伝えている。 現在27歳のラウタロは、母国アルゼンチンのラシンでプロキャリアをスタート。2018年7月に自身初の移籍でインテルへと加わった。加入1年目こそ途中出場が目立ったものの、2年目からはレギュラーに定着。これまで公式戦290試合出場132ゴール31アシストを記録し、2度のセリエA制覇など計6個のタイトルをクラブにもたらした。また、アルゼンチン代表としても公式戦68試合出場30ゴール7アシストを記録中。今夏に開催されたコパ・アメリカ2024では5ゴールを挙げて得点王に輝き、母国の2連覇に貢献した。 昨シーズンはインテルでクラブ史上20回目のセリエA優勝を果たし、アルゼンチン代表としても南米制覇を達成したラウタロ。世界トップクラスのストライカーとして活躍する昨季のセリエA得点王は、2024年男子バロンドール候補者の30名に選出された。 そんななか、歴代最多8度の受賞を誇るメッシがラウタロについて言及。同胞のプレーを高く評価した“神の子”は、「彼は素晴らしい一年を過ごした」と述べつつ、「(コパ・アメリカ)決勝で得点し、得点王にもなったんだ。誰よりもバロンドールに値する」と同賞の受賞に相応しいと記者団に語ったようだ。 また、アルゼンチン代表を率いるリオネル・スカローニ監督もラウタロをバロンドールに推薦。「ラウタロがバロンドールを獲得することを期待している」と希望を明かし、「もし今、彼がこの満足感を得られなくても、将来的には必ず達成するだろう」と見解し示した。 2024年の男子バロンドール受賞者は、10月28日にパリで行われる授賞式において発表される。
SOCCER KING