大谷翔平を絶賛したドジャース・ロバーツ監督＝ローンデポ・パーク（撮影・水島啓輔)

マーリンズ4－20ドジャース（19日、マイアミ）米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手（30）は「1番・DH」で先発。ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で世界一に輝いたローンデポ・パークで6打数6安打3本塁打、2盗塁、10打点という記録的な成績でMLB史上初の「50本塁打ー50盗塁」を達成。記録を「51本塁打ー51盗塁」にまで伸ばした。試合後のデーブ・ロバーツ監督（52）の一問一答は以下の通り。 【写真】デコピンを抱きかかえる大谷夫人の真美子さん ーーどれから始める？　「50ー50」か10打点？ 「どれからでもいいよ」 ーー大谷の凄さ 「実に見事だった、個人のパフォーマンスも信じられないほど素晴らしかった。野球界のことを考えたら、今日は大リーグにとって勝利な日（素晴らしい日）となった。世界中の多くの人がこの試合を見ていただろう、そしてこの歴史的な日を目の当たりにすることができたことをとても嬉しく思う」 （さらに続けて） 「野球の歴史は長いが、今まで誰も達成したことのない偉業を成し遂げる、彼は唯一無二の存在だ。彼は誰よりも才能ある選手だし、彼以上に謙虚な選手もいない。今日はチームとしても勝利したし、大谷個人の打席は素晴らしかった。大谷が50ー50に達成したし、チームもポストシーズン進出を決めた。全ての面で今日は素晴らしい一日となった」 ーー試合後チームでどんな話を 「まずはもちろん翔平の素晴らしい活躍、素晴らしいシーズンを認識しつつ、チームが今季もポストシーズン進出を決めたということへの感謝の気持ち。ポストシーズン進出は容易ではないから軽く考えてはいけない。まだやることは残っているから、ハングリー精神を切らさずに。チームも最終的な目標は10月の最後の試合で勝つこと（WS制覇）それでも、楽しむところは楽しまないといけない。今シーズンはチャレンジングなことも多かったけど粘ってここまで来れた、こういう日は楽しまないといけない」 ーー今日のような試合を見たことがあるか