英ヘンリー王子、チャールズ国王から公邸滞在オファーも断る ホテル滞在選択
8日に英ロンドンで開催された負傷兵士らのための国際スポーツ大会インビクタス・ゲーム10周年記念式典に参加するため訪英したヘンリー王子(39)が、英王室のチャールズ国王(75)から王室の公邸への滞在をオファーされていたと、英サンデー・タイムズ紙が報じた。しかし、王子はその申し出を断り、ホテル滞在を選んだという。 【写真】「渡航中止勧告」地域にも出向いた 英ヘンリー王子 王子は昨年6月に英国滞在中の拠点にしていた、ウィンザー城の自宅フロッグモア・コテージからの立ち退きを求められて退去しており、英国内での滞在先を失っている。王子は、昨年9月の訪英時にウィンザー城への滞在を要望したが、通知不足を理由に断られたと伝えられていた。 また、同紙は国王の友人の話として、ヘンリー王子が滞在中に国王との面会を希望した事実はないとも伝えている。王子は、記念式典に国王をはじめウィリアム皇太子夫妻ら家族を招待していたとも伝えられているが、この報道についても「国王は招待を受けていない」と主張している。 ヘンリー王子の代理人は、訪英中に国王との面会を希望していたが、多忙を理由に面会は実現しないことを明かしていた。また、関係者は訪英のかなり前から面会に向けて準備をしていたと主張しているが、同紙は安全上の理由から28日前までに国王と内務省に通知する必要があると伝えている。 ヘンリー王子は単身で7日にロンドン入りし、3泊したのち、空港で米国から飛行機を乗り継いだ妻メーガン妃(42)と合流してナイジェリアに向かったと伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)