朝乃山「精いっぱい頑張る」 14日から名古屋場所
大相撲名古屋場所は14日、名古屋市のドルフィンズアリーナで初日を迎える。先場所を全休した朝乃山(富山市呉羽町出身、富山商高OB、高砂部屋)は東前頭12枚目で復帰の土俵に臨む。 4月に右膝を負傷し、本土俵に上がるのは4カ月ぶりとなる。復帰戦の相手は元小結の錦木となる。腰の重いベテランだが、朝乃山が今年の初場所、春場所と2連勝している。 日本相撲協会は公式ユーチューブチャンネルで、朝乃山が荒汐部屋に出稽古した際の動画を公開。対戦の可能性がある元関脇若隆景や、若元春らと激しく相撲を取っている様子が紹介され、朝乃山は「準地元力士なので、精いっぱい頑張る」とメッセージを寄せた。 13日は会場で土俵祭りが営まれ、審判部の親方衆らが15日間の安全を祈願。会場前には朝乃山らののぼりが掲げられ、本番へ熱気が高まった。