ポルトガルテニスのパイオニアが引退、ツアー優勝4回ソウサ 数々の"ポルトガル初"樹立<男子テニス>
ジョアン・ソウサ
ポルトガルテニス連盟は27日に公式インスタグラムを更新し、元世界ランク28位のJ・ソウサ(ポルトガル)が4月1日に開幕するミレニアム・エストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)で現役を引退すると発表した。 【32歳ソウサ 約4年ぶりツアーV】 34歳のソウサは長年ポルトガルのエースとして活躍。2013年のマレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、室内ハード、ATP250)では当時世界ランク4位のD・フェレール(スペイン)らを破りポルトガル人として初のATPツアー制覇を成し遂げた。 その後もツアー優勝を果たし、キャリアで通算4つのタイトルを獲得した。世界ランキングでは2016年5月にポルトガル人男子史上最高位となる28位を記録。 四大大会でも全大会で本戦に出場し、2018年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)と2019年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)でポルトガル人男子初の16強入りを果たした。 現在は世界ランキングを280位まで落としているソウサは今回、母国で4月に行われるミレニアム・エストリル・オープンで現役生活に終止符を打つことを決断した。 ポルトガルテニス界の歴史を切り開いてきたソウサに対し、ポルトガルテニス連盟はインスタグラムで「これまでも、そしてこれからも、ポルトガルテニスのために尽力してくれたジョアン(ソウサ)本当にありがとうございました」と感謝をつづった。
tennis365.net