つボイノリオ、名古屋の繁華街ママらが飲酒運転撲滅呼びかけ/愛知
毎年12月は、師走のあわただしさもあり交通事故が多く、忘年会など飲酒の機会が増えることもあり、危険な飲酒運転につながる可能性もある。1日から年末の交通安全県民運動がスタートし、愛知県警では10日まで様々な交通安全イベントなど行う。愛知県名古屋市中区を管轄する中警察署で3日、交通安全を呼びかけるパレードを実施。ラジオパーソナリティのつボイノリオを一日警察署長に迎え、名古屋の繁華街「錦三丁目」のママらとともに区内をオープンカーで走った。
つボイノリオと錦三のママ4人が交通安全訴え
つボイノリオといえば、コミックソング「金太の大冒険」のほか、この地方では毎週月曜日から金曜日にCBCラジオで放送中の朝のワイド番組「つボイノリオの聞けば聞くほど」でおなじみ。 過去には、同じく中部地方を中心に活躍するタレントの宮地佑紀生、伊藤秀志とともに、振り込め詐欺の撲滅ソング「オレオレ詐欺のドナタ」をリリースしている。パレード前の挨拶では「人の心が変われば交通事故も減るのではと思う。パレードで積極的に呼びかけていきたい」と決意を語った。 さらにパレードに華を添えたのは、名古屋を代表する歓楽街である錦三丁目、通称・錦三のママ4人。鮮やかな和装に身を包み、つボイノリオとともにパレード用のオープンカーに乗り込んだ。
愛知県、11年連続で交通事故死者数全国ワースト1
平成25年度の交通事故の発生件数を見ると、12月は58,711件、うち死者数は490人と一年でもっとも多かった。昼夜別にみると、夜間は交通事故全体に占める割合が約4分の1であるが、死亡事故では約半数を占めている。 愛知県は平成15年から25年にかけ、11年連続で交通事故死者数全国ワースト1を記録。県民の事故防止に対する意識を高めるため、今後も各地で交通安全イベントが行われる予定だ。 (編集プロダクション エディマート)