「本物を実感できる遺跡」インバウンド倍増!世界遺産・三内丸山遺跡の見学者が950万人突破 青森県青森市
RAB青森放送
縄文遺跡群が世界遺産に登録されてから3周年。 中核となる青森市の三内丸山遺跡で見学者が950万人を突破し、外国人観光客も去年の2倍以上に増えています。 950万人目の見学者となったのは、両親と栃木県から訪れた石津陽さん21歳です。 セレモニーでは縄文人の衣装を羽織り、遺跡センターの岡田所長たちから記念品を受け取りました。 ★950万人目の見学者 石津陽さん 「昔の日本人がいて、今の自分たちがあるので昔の日本人たちがどういう生活しているのかとかそういうのを見られたらいいなと思います」 三内丸山遺跡では縄文時代の衣食住をテーマとした新しい企画展が始まっています。 ★青森放送 葛西将央記者 「新しい企画展では縄文時代の暮らしを体験するコーナーが設けられています」 ★スタッフ 「おもしろいでしょ??」 ★スイスから 「はーい とてもおもしろいです」 体験コーナーには外国人観光客の姿も。 当時の編み物を体験したり石器を使って動物の皮を切る体験を楽しんでいました。 ★スイスから 「初めて私は石の道具を使って昔の生活をたくさん勉強していました」 「生活はたぶん大変でしたね」 外国人の来館者は9月末現在5,481人と去年の2倍以上に増えています。 ★三内丸山遺跡センター 岡田康博所長 「世界遺産になって海外の方が増えたということと、それからお子様からお年寄りまで大変幅広い年齢層の方に来ていただけるようになったと思うんですね 世界遺産効果は大きな物があると実感しています」 「誰もが楽しめる遺跡 本物を実感できる遺跡を心がけていきたいと思います」 世界遺産登録から3周年、遺跡の魅力を伝える模索が続いています。