「iCloudストレージがいっぱいです」と表示されてバックアップが取れないです。どうすればいいですか?
◆iCloudでバックアップを取れるようにするための対策
iCloudでバックアップを取るために、以下の方法を試してみてください。 ■iCloud写真の利用をオフにする この方法はiCloud上に保存してある写真・ビデオのデータが削除されるので、操作を行う前に「他のクラウドサービスに移行する」などの対策を行ってください。 「設定」アプリを開き、自分のアカウント名をタップ。続いて「iCloud」をタップします。 「アカウントのストレージ」→「iCloud写真」と進みます。 「オフにして、iCloudから削除」を選択します。 ■ファイルデータを削除する 先ほどの「アカウントのストレージ」画面にて「iCloud Drive」を選択。「iCloudから削除」をタップすれば、iCloudに保存されているファイルデータを削除できます。 また、「アカウントのストレージ」画面では、その他に保存されているアプリのデータが一覧で表示されています。不要であり、かつデータの容量が大きいものは削除しましょう。 削除したいアプリをタップして、「iCloudからデータを削除」をタップすれば完了です。 ■バックアップの対象となるデータを限定する iPhoneを復元したり、新しいiPhoneを設定するにあたって、バックアップしておく必要がないデータも多く存在します。そういうデータはバックアップの対象から外し、バックアップデータを小さくします。 「アカウントのストレージ」画面から「バックアップ」を選択。対象となるデバイスを選択します。 バックアップの対象となっているものが一覧で表示されますので、不要なものをオフにします。
◆iCloudの容量を追加するのも有効
上述した方法で、iCloudに保存するデータを5GB以内に収められれば、アラームは表示されなくなります。 もしデータを5GBに収めることが難しい場合は、「iCloud+」にアップグレードして、iCloudの容量を追加することで対処できます。 「iCloud+」はAppleの提供するサブスクリプションで、毎月の利用料金を支払うことで、iCloudに容量を追加できます。4月24日時点での価格は以下のとおりです。 ・50 GB:130円 ・200 GB:400円 ・2 TB:1300円 ・6 TB:3900円 ・12 TB:7900円 「iCloud+」にアップグレードする手順は以下のとおりです。 「設定」アプリを開いてアカウント名をタップして、「iCloud」をタップ。 「プランを管理」を選択し、利用したいプランを選択したら、右上の「購入する」をタップします。 この記事の筆者:ばんか 月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を運営するブロガー。iPhone・Mac・Evernoteなど、ITサービスやガジェットの使い方を取り上げ、ビジネスやライフスタイルを楽しく便利にするヒントを紹介している。本業はホームページ制作会社のディレクター。
ばんか