越智さん(愛媛大附小)が2年連続最高賞 愛媛新聞小学生読書感想文コンクール
第36回愛媛新聞小学生読書感想文コンクール(愛媛新聞社主催)の表彰式が8日、松山市のホテルであり、最高賞の太陽石油SOLATO賞に愛媛大附属小6年越智悠真さん(11)の作品「不便さの中にあふれる、本物の幸せ」が輝いた。越智さんは2年連続で同賞を受けた。 越智さんは、愛媛の山里が舞台の児童書「じいちゃんの山小屋」(佐和みずえ著)を題材にした。東京の6年生が不便な山で暮らし、自然の恵みや助け合いの尊さを感じる物語を読み「便利に慣れきった僕たちは、小さな感動やささやかな達成感に気付かずにいる」と考察。「少しの不便を取り入れて得る喜びや感謝を大切に、本物の幸せを感じて生きたい」と結んだ。 コンクールは県内110校と個人から計1万6544点の応募があり、校内審査を通過するなどした626点を審査。入賞作品36点のほか、学校賞に松前小学校が選ばれた。
愛媛新聞社