次なるビットコイン上昇に備える/ヒットではなく「ホームラン狙い」【週末に読みたい厳選9本】
なぜ、機関投資家の暗号資産投資が増えているのか
過去10年で、暗号資産(仮想通貨)の投資資産としての可能性は大きく広がった。最先端のイノベーションと主要トークンの目を見張るようなパフォーマンスが相まって、この分野への機関投資家レベルの投資は必然のように思われた。 しかし、暗号資産の実験が始まって約15年が経過したが、機関投資家の暗号資産への参加は依然として限定的。むしろ、多くの機関投資家は「様子見」モードで、この新しい投資分野に踏み出す前に徹底的なデューデリジェンスを必要としている。…続きを読む
ビットコイン、強気相場を裏付ける3つのグラフ
ビットコイン(BTC)価格は今年120%上昇し、ほとんどのアナリストは短期的にさらに上昇すると予測している。アナリストらは、米証券取引委員会(SEC)が近く、1つ、あるいは複数のビットコイン現物ETF(上場投資信託)を承認すると予想されることや、来年4月を予定するビットコイン半減期への期待をあげた。 強気予想は、より広範な経済環境からも裏付けられている。以下、昨年の価格下落に影響を与えたマクロ経済要因の好転していることを示しているグラフを見ていこう。…続きを読む
銀行系の取引所、暗号資産への信頼を取り戻せるか?
今月はじめ、12人の陪審員がFTXの元CEOサム・バンクマン-フリード氏を7つの詐欺関連容疑すべてで有罪とし、数カ月にわたって続いた業界の見直し期間にひとつの終止符が打たれた。 お粗末なリスク管理やガバナンス、監督不行き届きによる2022年の破綻やスキャンダルの数々を受け、暗号資産(仮想通貨)業界は構造そのものが変化し、多くの人々がその将来を考えているなか、新たな登場人物が前面に出てきている。…続きを読む
ウォレットのハッキング(および、あらゆる暗号資産エクスプロイト)と税金の関係
先日、あるハッカーが暗号資産(仮想通貨)ウォレットから2700万ドル(約41億円、1ドル151円換算)相当のテザー(USDT)を盗むことに成功した。だが、税金の面では大きな犠牲を払うことになるかもしれない。 チェーンの動きをチェックしているZachXBT氏によると、問題のウォレットは暗号資産取引所バイナンス(Binance)のデプロイヤーアドレス(コントラクトをデプロイするアドレス)に関係していたらしい。…続きを読む