◇プロ野球セ・リーグ DeNA1ー0巨人(26日、横浜スタジアム） 巨人は今季14回目の完封負けとなりました。 【画像】8回1失点の粘投も及ばず・・・ 巨人の阿部慎之助ヘッドコーチは試合後、あと1本がでなかった打線について、「それにつきますけどね、(山崎)伊織は頑張ったし・・・」と語ると、「（CS進出が）ちょっと危機的状況になってしまったので、結果が全てのプロ野球だから、ヘッドコーチとして責任は感じてますよ」と続け、球場を後にしました。 一方、大久保博元打撃チーフコーチは「責任はオレにある」と前置きし、2回の満塁のチャンスで、打席に入った吉川尚輝選手が、DeNA東克樹投手の初球、カットボールを見逃したことについて言及しました。 「初球のカットに手が出ないというのがもう、本人も気がつかないといけない。やられるときは(ボールに）手出しないときだよ。1打席をもっと大事にいかないともったいないですよね」

スイングさせられなかった責任は首脳陣側にあると念押ししましたが、「(巨人は）勝たなきゃいけない。Bクラス2年なんていうのは、ずっと同じことを繰り返すというのは言ってきた。今年が大事という中においては、なんであの初球に手が出ないのか、本人たちが気がつかないといけない」と続け、残り4試合をあきらめずに戦うとしました。 翌27日の試合で、DeNAが勝利すれば、巨人のCS進出が完全に消滅します。