松山市のオンライン行政手続き768件 計画大幅に上回る
愛媛県松山市は28日、2023年度のデジタルトランスフォーメーション(DX)の進捗(しんちょく)状況を発表した。行政手続きのオンライン化について、粗大ごみの収集申し込みや幼児検診の予約など768件(累計)で実現し、計画していた489件を大幅に上回ったと報告した。 デジタルデバイド(情報格差)対策では、主に高齢者向けのスマートフォン教室に予定の800人を超える963人が参加した。庁内業務では60件(計画55件)でDXを導入。手書き文字を認識しデータ化する「AI-OCR」や、パソコン上の定型作業を自動化する「RPA」を活用してデータ入力や帳票の印刷を自動化し、約6900時間の業務を削減できたとした。
愛媛新聞社