春の交通安全運動に合わせて４月９日、二戸警察署の一日署長に一戸町の保育園児が任命され、町内の子どもたちに交通安全を呼びかけました。 ちびっこ一日警察署長に任命されたのは、一戸町の南舘楓真くん（５歳）です。 ９日は二戸警察署で黄川誓二署長から任命書が手渡されました。 ちびっこ一日警察署長　南舘楓真くん 「頑張ります」 楓真くんは黄川署長から「道路に急に飛び出さないようにと友達に呼びかけてください」と仕事を託されました。 ちびっこ一日警察署長　南舘楓真くん 「一戸町の友達に交通安全を呼びかけます」 警察車両に先導されて出発した楓真くんは一戸町の２つの保育施設に迎い、交通安全を呼びかけました。 ちびっこ一日警察署長　南舘楓真くん 「道路で遊んだり、飛び出さないよう約束してください」 一日署長のメッセージはしっかりと伝わっていました。 園児 「道路に飛び出さないようにして（横断歩道を）手を上げて渡る」 楓真くんは最後に、友達の家族にも交通安全を呼びかけました。 ちびっこ一日警察署長　南舘楓真くん 「お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさんにも交通事故に気を付けるよう言ってください」 県警によりますと、２０２４年に県内で起きた交通事故のうち子どもが絡んだものは３月末までに１４件と、２０２３年の同じ時期から４件増えています。 二戸警察署の佐々木牧人交通課長は「４月に入ると通学路を歩く小さい子どもが増えるので、ドライバーは安全運転を心がけてほしい」と呼びかけています。