「尊い命を救うことができてよかった」埼玉県警の捜査三課の課長が川で溺れそうな20代女性を救助 「ロープなど使って救助を」呼びかけ
空き巣やひったくりなど窃盗事件を扱う埼玉県警の捜査三課の課長が川で溺れていた20代の女性を救助しました。 埼玉県警捜査三課課長 高井研市警視 「尊い命を救うことができて本当によかったです」 高井課長は今年4月、埼玉県三郷市の中川にかかる八条橋を自転車で渡っていたところ、河川敷から川に入る20代の女性を発見しました。 高井課長は、通行人に警察や消防を呼ぶよう依頼したうえで、自ら川の中に入り、溺れそうになっていた女性を救助したということです。女性にけがはなかったということです。 埼玉県警捜査三課課長 高井研市警視 「これからの季節は水難事故が増えますが、自分のやり方が正解ではないということを伝えたいです」 高井課長は埼玉県警の水難救助隊におよそ10年在籍した経験があり、「正義感で経験のない人が入ると、道連れになってしまう危険がある。もし、溺れている人を見かけたらすぐに通報し、ロープやペットボトルを使うなどして救助してほしい」と話しました。
TBSテレビ