「オーナーと揉めて…」逮捕の榊英雄容疑者が“再起支援”のラーメン店を退職していた
警視庁は2月20日、約8年前に準強姦事件を起こした疑いで1人の男を逮捕した。その男は、映画監督の榊英雄容疑者(53)――。 【写真】大河ドラマ打ち上げで榊容疑者との距離が近い超売人気女優 「榊容疑者は2016年5月23日の午後10時から11時ごろ、東京都港区のマンションの一室で、演技指導という名目で20代の女性に性的暴行を加えた疑い。事件当日、女性と食事をした榊容疑者は“もう少し演技について話そう”と言って自宅に誘い、女性に自身が監督を務める映画への出演をほのめかしたうえで“タトゥーがあると大変だから裸を確認したい”などと言ってわいせつな行為に及んだとされています。榊容疑者の自宅から押収したSDカードには、50点にも及ぶ複数の女性とのわいせつ動画が見つかっています」(全国紙社会部記者) 映画監督という立場を利用して、女性たちに望まない性的行為を強要していた榊容疑者。そのおぞましい手口は、2022年3月に『週刊文春』が報じていた。 「監督という立場を利用して性行為を強要していたほか、路上で暗がりに連れ込んで“騒いだら殺す”などと脅して性行為に及んでいたとする被害女性の証言もありました。文春では、こうした被害を何人もの女性が訴えていました」(スポーツ紙記者)
取り調べに「冤罪です」容疑を否認
その後、女性たちは警察に被害届を提出。報道から約2年の月日を経て、ようやく逮捕へと至った。 「榊容疑者は警察の取り調べに対して“冤罪です”と容疑を否認している。警察は、ほかにも余罪があるとみて捜査を続けています。今回の逮捕に至っては、榊容疑者が監督を務めた映画を一緒に作っていた制作スタッフらが捜査に協力していました」(前出・社会部記者)
今も、その犯罪行為を否定し続ける榊容疑者だが、報道が出た当初、こんなコメントを発表していた。 《記事の内容につきましては、事実であることと、事実ではない事が含まれて書かれておりますが、過去のことをなかった事には出来ません》 しかし、どこがどう間違っているのか、榊容疑者が否定することはなかった。 こうした報道から、性加害をテーマにした映画『蜜月』の公開は中止に。