自民・野田聖子氏「『反安倍』ではない」 女性政策に注文も
非正規雇用の問題にも言及。「日本の非正規は他国と違う特異性がある。景気の調整弁として使われる」と語り、その現状を変えられないのであれば、「同一労動同一賃金」を実現するべきだとした。 ハード面でも、これまでの若い男性健常者に合わせてつくられた施設を、女性でも働きやすい施設につくり変えるべきだとし、その財源としては、消費税のほかに、「子供未来国債」(野田氏)というような無記名無利息の国債を時限的に発行することを提案した。 外国人記者からは、3年後の2018年の自民党総裁選についても質問が出た。出馬の意欲について問われると、小泉元首相や麻生元首相もそれぞれ3回目、4回目の挑戦で首相になった例を持ち出し、「3年先のことは誰も分からないが、少なくとももう1回頑張ってみようとの意欲は持っている」と述べた。